店主のラグビー談義

店主のラグビー談義

すべては、
伝説のラグビー部
から始まった

学園ドラマの永遠の名作「スクールウォーズ」。
この物語は、高校ラグビーの弱小チームが、
ある一人の熱血教師により
全国優勝を果たすまでに成長するまでの軌跡…なのですが、
ある高校の実話が元になっているのをご存知でしょうか?
それが当店の店主がレギュラーで活躍していた
伏見工業高校ラグビー部!
店主のリアルスクールウォーズな思い出話や、
今も続くラグビー愛を、少しだけご紹介します!

清華園のイメージキャラの僕も、伏見工業高校の近くにあった、伏見稲荷大社の狐をモチーフにしてるんだよ!

清華園のイメージキャラ

伏見工業ラグビー部の思い出

「お前たちは悔しくないのか!」

僕が伏見工業高校に入学したのは、ドラマで山下真司さんが演じた熱血教師のモデルとなった、山口良治先生がラグビー部監督に就任された年です。

当時のラグビー部は弱小チームだったので、練習も楽そうだと友達に誘われるまま入部。
その数週間後に、あの112 対0 で負けた花〇高校との試合があったんです。

山口先生も最初は厳しい指導者ではなかったんですよ。でも、このときの大敗がきっかけで、試合後のグランドで最初は優しく「お疲れさん!怪我はなかったか?」って全員に声をかけてました。

暫くして「お前たちは悔しくないのか!」って言い放った。

そしたら当時キャプテンだった生徒が「悔しいです」って泣き出して。そこから「勝ちたいです」「どうやって勝つねん」「しんどい練習でもやります」というような生徒と先生の問答があって。

「わかった、俺が絶対勝たせてやる!俺について来い!」

その最後に先生が言ったんですよね、「今からお前たちを殴る。この痛さは3 日も経てば忘れるけど、この悔しさは一生忘れるな」と。そうして、部員を一人ずつ名前を呼んで(泣きながら頑張れよ・ついて来いよ)って殴っていった。

僕も殴られましたよ。入部したての1 年生で当然出ていなかったです、でも一緒に殴られました(笑)。

「スクールウォーズ」は僕が高校を卒業した6~7年後に放映されたんだけど、このシーンを見たときは涙が出てきましたね、当時を思い出して。

伏見工業ラグビー部の思い出
伏見工業ラグビー部OB戦 中央赤黒ジャージの顔が私です(笑)

伏見稲荷大社で走り込み

一番僕らを強くしたのは、山口先生を相手にしたタックルの練習でした。

当時のラグビー部は荒くれどもが集まってるようなクラブだったんで、怖がらずに相手チームに突っ込んでいく勇気はある。そこに先生は注目したんでしょうね。
僕らもハードな練習の鬱憤を、先生に思い切りタックルすることで発散してました(笑)。

伏見稲荷大社の山を走る練習も思い出深いです。
千本鳥居のある階段をダッシュしていたんです。
伏見工業は公立高校で定時制もあるから普段の練習時間は1 時間半くらいなんですよ。
それでも強くなれたのは、練習を工夫してくれた山口先生のおかげです。

僕が初めて試合に出してもらえたのは、3 年生が引退した後にあった新人戦。
準決勝の後半にフッカーとして出場して、初トライを決めた。
そこからずっと、花園にリベンジするまでレギュラーを務めました。

伏見稲荷大社で走り込み
112 対0 で完敗した1 年後に因縁の花園高校を18対12で破って京都春季大会初優勝。
店内には当時のトーナメント表が飾られている。

今も続くラグビー愛

高校卒業後、料理人の道へ

高校を卒業するとき、山口先生に大学でラグビーを続けることを勧められたんです。

今思えばもったいなかったかなと思うけど、当時は手に職をつけたくて。
叔父が大阪で庶民的な中華料理店をやっていて、学生時代によくたらふく食べさせてもらっていたことから、料理人の道を選びました。

大阪の調理専門学校で学びながら、叔父のところで住み込みで働き、京都のホテルや中華料理店を何軒か渡り歩いて修行したのち、23歳で清華園を開店。
おかげさまで客足の途絶えない繁盛店になりました。
中でも伏見工業の仲間たちは、開店当初から今も足繁く通ってくれています。

今も続くラグビー愛
本店の改装を手掛けたのも伏見工業ラグビー部の後輩たち。

とは言っても、最初は普通の中華料理店だったんですよ。
でも僕がお客さんとのおしゃべりが大好きだからかな?(笑)。
SNS を通じて情報が広がったようで、全国各地からラグビーファンはもちろん、元ラガーマンや現役選手までが訪れるようになったんです。

僕自身ももちろん今なおラグビーが大好き。《清華園ヤングボーイズ》というタッチ・タグラグビーチーム(タックルが無い)をお客さんと結成して楽しんでます。また、全国から集まるワイルド・ボアーズのメンバーで国内・海外のラガーマンと交流試合(タックル有り)もしています。

清華園ヤングボーイズ部員募集中
2018/8ニュージーランド遠征 ポンソンビークラブ(NZで超有名クラブ)と対戦

※清華園ヤングボーイズ部員募集中いつでもお声掛けください。

また店舗でも、ラグビー大会のパブリックビューイングや、選手のトークイベントを開いたりと、ラグビーファンが少しでも増えるようにいろんなイベントを企画しています。

スクールウォーズやラグビーに詳しくなくても、「変わった中華料理屋があるな」と興味を持って足を運んでいただけると嬉しいです。
それで少しでもラグビーに興味を持ってくれる人が増えれば幸せだし、清華園に人が集まることで、地元が元気になれば最高だなと思っています。

今は各店舗を順番に巡る日々ですが、店で僕を見かけたら気軽に声をかけてください。
ラグビー談義、大歓迎です。

2019WC 開幕戦
2019WC 開幕戦 vs.ロシア パブリックビューイング

清華園 店主 清水 悟